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2024/03/29 07:27 |
大衆とは
「誰も知らない 世界と日本のまちがい」てゆ本をやっと読了しました。たぶん半年くらい読んでたんじゃないかな。
読み始めてもスグ落ち着かなくなって他のことし出すのでなかなか進まないんですね。

さて、松岡正剛てゆ人が書いてる本で、変わったお名前なんですが、その前に「17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義」てゆ本があって、タイトルに惹かれて読んでみたら面白かったので、たまたま本屋で新しい本が出てるので買ってみました。
まずその「17歳のための〜」のほうは学校の授業もこんなんだったら面白かったのに、歴史も少しは頭に入ったのに、日本史が暗記モノにならなかったのに、と悔しさを覚えるほど面白かったです。高校生のためダケじゃなく、随分前に高校生だった人にも為になる本でした。日本史の授業って、いつ、何が、どうした、どうなった、の繰り返しで、そのタテヨコのつながりはあまり教わらない感じなんですが、この本には教科書の行間を埋める、歴史って止まってないんだなと認識させられることが書いてあるんですね。コレは読んでみて損は無いと思います。

で、その続編にあたる「世界と日本のまちがい」のほうはちょっと難しかった。。
高校の頃日本史だったので、世界史系の言葉がいっぱい出て来て、中学生程度の世界史しか知らないので読んでてもあまり頭に入らなかったわけです(いいわけ)。
まぁ、ここでも歴史って止まってないんだな、と思うわけですが、歴史は歴史で、今は今、みたいに思ってた自分が間違いだと気づきました。
明治維新から現在までって、途中で一旦終わって、別の新しい時代みたいに思ってたんですが、全然。
まだまだ、ずっと繋がった変化の中にあるんです。明治も大正も昭和も終わってないみたいです。とゆふうに思いました。

で、やっとタイトルの「大衆とは」に話が進みますが、この本で一番興味を惹いたのがここで、スペインのオルテガ・なんとかさんという思想家の言葉。
「大衆とは、自分では何も考えずに、みんなと同じであると感じることで安心する連中」だそうで、今の世の中はこの大衆の支持を集めることが出来れば勝ちなんだと。大衆にウケること、媚を売ることで、良いか悪いかは別にして勝つことが出来るんですね。テレビも政治もそうだよな、と。
ムツカシクてよく判んなかった本でしたけどなにか面白いとこあったし、なにかを感ずることが出来たので、この本もアリでした。カトリックとプロテスタントの違いとか、神父と牧師の違いとか、さっぱり知らなかったし。
いつもどーり、まだまだ勉強ですね、ってことで。

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2008/05/21 21:55 | Comments(0) | TrackBack() | 日記

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